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プリン体とは

プリン体とは、主に動物性食品に豊富に含まれる成分で、他にも野菜や穀物にも含まれています。また、私たちの体の中の遺伝子、つまりDNAや遺伝情報を伝えるRNAの材料になっているため、必要不可欠な成分と言えるでしょう。

また、筋肉を動かすときのエネルギー伝達物質の材料にもなっているため、私たちの体にとって欠かせない成分になっています。しかし、この成分は最終的に肝臓で尿酸に代謝されてしまうため、摂りすぎると痛風や尿路結石の原因になってしまいます。

通常、一定量であれば尿酸が出来ても尿や便と一緒に排泄されるのですが、お酒を飲みすぎたりして、体内濃度が上がると血中で結晶化してしまいます。そして、これが関節に溜まれば痛風になりますし、腎臓に蓄積すれば尿路結石の原因になってしまうのです。

しかし、プリン体は食事でとっているのはほんの2割程度に過ぎず、ほとんどは体内で作られます。また、細胞に欠かせない成分ですので、あくまでも摂りすぎに注意することが重要になるでしょう。

プリン体の多い食品とは?

プリン体は細胞に存在する成分なので、あらゆる食品に存在するといえるのですが、特に多いのは動物性食品や干物類になります。

日本痛風・核酸代謝学会によるガイドラインによると、100g当たり200㎎以上が含まれると、多い食材に分類されます。また、一日の摂取制限量は400㎎なので、摂りすぎないことが重要になります。

そして、多く含まれる食材は以下のようになっています。

300㎎以上(100g当たり)

・煮干し(746.1㎎)、鰹節(493.3㎎)、干し椎茸(379.5㎎)、鶏レバー(312.2㎎)

200~300㎎(100g当たり)

・豚レバー(284.8㎎)、マアジの干し物(245.8㎎)、マイワシ(210.4㎎)

このように、動物性の食材や干物類が多くなっています。一方、プリン体のイメージが強いビールですが、これらの食材と比較すると意外と少ないことが分かります。実は、350ml缶当たりの量は、多くとも30~40㎎しかありません。

ですが、飲み過ぎも食べ過ぎも一日の制限量を超えてしまうので、注意が必要になるでしょう。

納豆にはプリン体が多いの?

納豆100gに含まれるプリン体の量は113㎎です。これは牛肉や豚肉などの動物性食品よりも多い含有量になります。そのため、これだけで比較すると、多そうに思えますが、実はそんなことはありません。むしろ、少ない食品に分類されるでしょう。

ガイドラインでは、100g当たり200㎎を超えると、多い食品と分類されますが、納豆はそれ以下です。また、パック一つ当たりが50㎎程度なので、実際には一パックで半分量の56.5㎎しか摂取しないことになります。他にも最近では、30g程度の小ぶりのものもあるので、摂取量をさらに抑えることは可能です。

確かに、一日に4つ以上食べれば、200㎎を超えてしまいますが、一日の制限量は400㎎なので、食べ過ぎに注意すれば問題ないといえるでしょう。

むしろ、血液をサラサラにする「ナットウキナーゼ」という成分が含まれていますし、腸内環境を整える働きがあったりします。そのため、食べ過ぎに気をつけさえすれば、プリン体を過剰に摂取する心配はないといえるでしょう。

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